JCしてた頃、食育の事業でお世話になった西日本新聞社の佐藤弘さんが執筆し、去年、同紙で連載された、宇根豊さんの聞き書き「農は天地有情」が本になりました
早速、お買いあげして読みました

例えば、海外で生産された有機栽培かつ無農薬の農産物が輸入されたとしよう
これらの輸入農産物と国内の同じ条件で作られた農産物と価格を比べ、輸入物の方が安かった場合
果たして我々はどちらを選ぶだろうか?
多くの人が安全で安心な上に低価格だなんて願ったり叶ったりだと思い輸入品を選ぶのではないだろうか?
しかし、農業は食料を生産することだけが目的ではなく、自然環境を維持する役割もあり、それには当然コストがかかるんだってことが理解出来れば・・・・
宇根さん風に言えば「農業は食べ物だけじゃなく四季も生産する」ということかな?
この本にはそんなコトが宇根さんの体験を通して書いてあります。
「最近の消費者はヤギにでもなったのか。レタスの葉っぱより、証明書ばかり欲しがる」には笑ってしまいまいた。
他にも名言が沢山ちりばめられていて、親切なことに本の最後に名言集としてまとめられおります。
オススメの1冊です。もちろん本棚にも追加、★★★★★
多くの人はこの本を「農」とか「環境」という視点で読むんだろうけど、私はそれはもちろんあるんだけど、もう一つ別の視点で読んでました。
私も宇根さんと同じ元県庁職員、県庁を中途退職して理想をどんどん現実にしている宇根さんに羨望の眼差しを向けている自分がいました。
私が辞めて4年、こんな薬局をしたい、こんな薬剤師になりたいと理想があったのに、何やっているんだろ?って焦りを感じている自分がいるんです。こんなことなら辞めなかった方が良かったのかな?なんてへたれな思いもよぎることすらあります。この本読みながら自分の努力不足を恥じた次第です。これから精進精進の日々を送ろうと決意したのであります。
そうそう、今日、薬剤師会の研修会に行ってきたんだけど、テーマは「糖尿病」
講師のドクター曰く
「太古以来多くの人間は「飢え」で命を落としてきた、それが今では「飽食」で命を落とす時代」
う~ん、納得
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